おうちのテレビが15インチから32インチにグレードアップして、さらにテレビっ子が加速しているいずいずです。
さて、これはWebじゃないアクセシビリティ Advent Calendar 2018 18日目の記事です。
ファンケルのタッチマークシール
化粧品は基本的にファンケルを利用しています。理由は肌に合うことはもちろん、インターネットとリアル店舗両方で購入できるというのも気に入っています。
このファンケルは、タッチマークシールを導入しています。タッチマークシールとは、”容器が区別しにくい”と感じている方に、触れるだけで商品を判別できるように凹凸のあるシールを容器に貼るシールです。調べてみたら1998年から導入していたことにびっくりしました。
目の不自由な方、ご高齢の方にやさしいサービス|CSR・環境・社会貢献|FANCL ファンケル
点字じゃなくてつぶつぶ、そしてしっかりくっきり文字
このタッチマークシールの中央には凹凸があってそれで触って判別することができます。この凹凸は点字ではなく、丸や星型など単純な形のつぶつぶです。それ以外に大きい文字で「乳液」「下地」などが書かれています。
いまのところファンケルだけなのかなぁ・・・
他の化粧品会社でも似たような取り組みをしているのかなと思って、少し調べてみましたが、ファンケル以外見つけることができませんでした。もし他の会社でもこういった取り組みをしているところがあればぜひ教えてください。
シンプルでやりすぎていない
このタッチマークシールがすごいなぁ、って思ったのは、やりすぎていない、ということです。
凹凸が単純なマークっていうのもそうですが、すべての商品にタッチマークシールを付けるのではないということに、ハッ!とさせられました。
そうなんですよね。全部に言わなくても、ついているものはこれ、ついてないのはあれ、で伝わるんですよね。毎日使うものだから、最低限の情報だけのほうが使いやすいんですよね。
このタッチマークシールの役割は「違いがわかること」が最重要ミッション。 このシンプルさに感動さえ覚えます。
アクセシビリティを気にしだすとモリモリっ子のなりがち
私もウェブに限らずアクセシビリティに興味を持って数年。知れば知るほどあれこれやりたくなってモリモリになってしまいがちに・・・ウェブページの画像の代替テキストとか説明しまくってしまったり・・・やってしまうのよ、モリモリ・・・
このタッチマークシールはアクセシビリティを気にしすぎになりがちなときに、「一旦落ち着け」といつも語りかけてくれるのも大好きです。
あしたのWebじゃないアクセシビリティ Advent Calendar 2018 19日目は高知のまじまじです。